妊活中の夫婦にとって葉酸は気になる栄養素ですが、葉酸が不足するとどうなってしまうのでしょうか。厚生労働省は妊活中の女性に対し、1日に400μgの葉酸摂取を推奨しています。特に妊娠1ヶ月前から妊娠3ヶ月までは食事だけでなく、葉酸サプリによって葉酸を補うことを推奨しているのです。
これだけ重要な葉酸ですが、葉酸は胎児にも影響を与えています。胎児は細胞分裂によって成長をしていますが、葉酸が不足してしまうと細胞分裂がスムーズに行われなくなってしまうのです。そして、成長がスムーズに行われないことで神経管閉鎖障害などのリスクが高まってしまいます。そのため、葉酸は胎児の成長にも欠かせない栄養素なのです。
そして、妊娠中の女性はさまざまな体調不良を覚えてしまうものです。代表的なものは悪性貧血、不眠、イライラなどでしょう。これらは葉酸が不足することで起こる症状です。妊娠中の女性は胎児に葉酸を届ける必要がありますので、母体の葉酸が不足してしまいます。妊娠していないのであれば食事だけで十分な葉酸が摂取出来ますが、妊娠中は葉酸が不足するのでサプリメントという形で葉酸を摂取しましょう。これによって健康な赤ちゃんを育てることが出来るのです。